骨盤の歪み

こんなお悩みはありませんか?
みなさんは日常生活を送る中で、このようなお悩みはありませんか?例えば、
肩こり
腰痛
O脚やX脚
手足のしびれ
消化不良や便秘
生理不順や生理痛
むくみや冷え性
二段腹などの肥満体型
などです。
これ以外にも様々なお悩みを感じることもあるでしょう。また、誰に・どこに相談して良いか分からないことが不安要素となり、将来的に椎骨変性が起こるリスクについても心配になります。さらに、仕事や学校での活動に影響が出ることも悩みの一つです。
適切な治療やセルフケアを行うことが重要ですが、焦らずに機能回復を目指すことが大切です。
骨盤の歪みについて知っておくべきこと
『骨盤の歪み』は、日々の姿勢や運動不足などが原因で起こり、さまざまな影響を身体に及ぼします。例えば、
・内臓の位置や機能が低下する
・血流が悪くなる
・脂肪が燃焼しにくい身体になる
・腰痛や背中、肩の張りなどの不調が起こる
・生理痛や生理不順などの不調が起こりやすくなる
・頭痛の原因となる
といったケースが挙げられます。
軽度の場合は、姿勢に関する施術を行うことで早期に変化が見られることもありますが、重度の場合は、将来的に背骨が横にカーブしてしまう「脊椎側弯症」を発症し、常に身体が横に傾いた姿勢になる可能性もあります。
大切なのは、症状の度合いを自己判断せず、必要に応じて専門家へご相談いただくことです。
症状の現れ方は?
『骨盤の歪み』による症状には個人差がありますが、一般的には以下のような不調が現れることがあります。
1. 腰痛や肩こりなどの痛み
2. 左右の脚の長さの違い
3. 下半身のむくみ
4. 生理不順
5. 生理痛の悪化
6. 消化不良などの消化器系の不調
7. 便秘
8. 冷え
9. スポーツなどにおけるパフォーマンスの低下
軽度の場合には、姿勢矯正などの施術によって変化が見られることもあります。しかし、万が一慢性化した場合には、坐骨神経痛や脊柱管狭窄症などが影響し、足のしびれや痛みにつながることがあります。また、腱鞘炎や、首の神経が圧迫されることによって、手の痛みやしびれが出るケースもあります。
症状が出ていない場合でも、無理な負荷をかけずに、早めの対策や予防を意識することが大切です。
その他の原因は?
『骨盤の歪み』が起こる原因には、さまざまな要因があります。
1. 姿勢の悪さ:
長時間の座り仕事やスマートフォンの使用などで、不良姿勢が続くこと
2. 筋力の不均衡:
特定の筋肉が弱くなったり、反対に過度に緊張したりすることで、骨盤の位置が不安定になり、歪みが生じること
3. 運動不足:
運動不足により筋力が低下し、骨盤を支える筋肉が弱くなることによる影響
4. 妊娠・出産:
妊娠中や出産後には、ホルモンの影響や体重の変化により骨盤が歪むことがある
5. 靴の選び方:
高いヒールや足に合っていない靴を履くことによる影響
6. 日常生活の動作:
片側で重いものを持つ、いつも同じ側で足を組むなどの習慣によるもの
7. ストレス:
精神的なストレスが筋肉の緊張を引き起こし、骨盤の位置に影響を与えること
8. 外傷や事故:
骨盤に直接的な外力が加わった場合の影響
骨盤の歪みを放置するとどうなる?
『骨盤の歪み』を放置すると、次のような影響が出ることがあります。
1. 腰痛や背中の痛み:
骨盤の歪みによって腰や背中の筋肉に不均衡な負担がかかり、慢性的な痛みを引き起こす可能性があります。
2. 姿勢の悪化:
骨盤が歪むことで全体的な姿勢が崩れ、他の部位にも影響を及ぼすことがあります。
3. 関節の痛み:
骨盤の歪みは、股関節・膝関節・足首などの他の関節にも影響を与え、痛みや不快感につながる場合があります。
4. 血行不良:
骨盤の歪みにより血流が妨げられることがあり、これがむくみや冷えの一因となることがあります。
5. 内臓の不調:
骨盤の歪みが内臓の位置に影響を与えることがあり、消化不良や生理不順などにつながる可能性があります。
6. 筋力の低下:
骨盤の歪みが継続することで、特定の筋肉が過度に緊張したり、反対に弱くなったりすることがあり、全体的な筋力の低下を招くことがあります。
7. 精神的なストレス:
身体の不調が長引くことで、ストレスや不安感が増すことがあります。
8. 運動能力の低下:
骨盤の歪みが運動時のパフォーマンスに影響を与え、怪我のリスクが高まる可能性があります。
当院の施術方法について
当院で『骨盤の歪み』に対して有効と考えている施術メニューは、
・手技
・温熱療法
・姿勢矯正
の3つが中心となります。
この他にも、症状が発症する要因が日常生活に隠れていないかどうかを、カウンセリングや施術中の会話などから丁寧に引き出してまいります。
基本的には手技と温熱療法を中心に行いますが、患者様から得られた情報をもとに、他の施術メニューを加えることで施術効果が期待できると判断した場合には、そちらをご提案させていただくことがございます。
その際には、術者と患者様ご自身が一緒になって、どのようにすれば目的や理想の状態に近づけるかを、納得いくまで話し合いをさせていただきます。ご不安な点やご不明な点がございましたら、どうぞ遠慮なくお申し付けください。
改善していく上でのポイント
症状を軽減させていくためには、施術の頻度が重要になってきます。施術は、施術後の良い状態が戻りきる前に次の施術を行うことが望ましいとされています。
例えば、2日で症状が戻る場合には、1日おきに週4回のペースが目安となります。理想としては、最低でも週1〜2回のペースで施術を受けていただくことで、変化が期待できる場合があります。どうしても通院が難しい方は、その分、1回の施術による効果を高めることが大切です。そのため、姿勢矯正や筋力トレーニングなどを組み合わせて施術を行うことをおすすめしております。
ただし、これらはあくまで理想的な目安です。実際には、お身体の状態を確認させていただいた上で施術を行い、その反応を見ながら、最適な施術の進め方をご提案いたします。もちろん、患者様が通院できるペースを尊重しながら施術を進めてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。